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師走が近づいてまいりました
軽い製作期になります
↓
原型がおおむね仕上がったのでサフを吹き、表面を均一に整えます
こういう一体型で、持ち棒を挿す穴もない部品の場合、
自分は分割線のある部分でマスキングして2回に分けてサフ吹きします。
まずはキャップ側をマスキングして、本体側の塗装。
そして今度は本体側をマスキングして、キャップにサフを吹きます。
よく乾燥させて、テープを厚めに巻かないとクリップの痕がつくかもしれません。
サフ吹き完了。
ついでに、だいぶ前から原型はできていたラケットも仕上げました。
ここから型取りに入ります
ダイヤブロックで型枠を組み、粘土を仕込んで
そこに原型とレジンの流れるルートになる棒材を埋めます。
<私的ポイント>
1.GSIクレオスの型枠ブロックは専用といいつつ精度がひどく、
はめ込みが緩かったり固かったり、積んでいくと歪みが出てきました
ダイヤブロックのほうがよっぽど安くて積み上げに強いです。
最初からこうすればよかった…
2.真ん中の一番太い棒はダイソーの手芸用編み棒(12mm)
生木はシリコンに食いついてよろしくないとのことで、
ツルツルのこれを、両端は粘土で埋めて仕込みました
次回からの棒材削り出しの材料にも使えて便利。
3.湯道の作り方は人により色々と思いますが、
自分は1.5mmほどのリード線を使用。
両面の型取りが済んでから、ナイフや小ハサミで切って道を繋げます。
シリコンを流して一晩安置、固まったら粘土側のブロックを外します。
…うん、大事なものを忘れていました。
型同士をそのまま合わせてもズレやすいため、
本来は型にダボ(両面でかみ合う凸凹)をつけないといけません。
粘土に棒を軽くクリクリしてやれば面倒もなかったのですが…
仕方ないので、ナイフでクサビ状にダボを彫りました。
まあ一手間だけど致命的失敗ではないので助かりました。
この型にリンレイワックス(ブルー)、通称ブルーワックスを塗って
ブロックを組みなおして、粘土側だった面にもシリコンを流します。
ワックス缶の説明に水で薄めろとありましたが、
水を入れると分離して混ざらないのでそのまま筆塗りでいいと思います。
なんとか綺麗に両面の型が取れました。
原型を外していきます。
部品と湯道の間のシリコンを切り取り、つなげていきます。
途中にはこれまた既にできている妊娠検査薬、スキンを入れてみました。
ではでは、試しにレジンを流してみます
これまで小さめの型しかやったことがありませんでしたが
一気に2倍近い大きさの型になりました。
試し抜き完了。
型の流し込み口を広げるなど改良点はありますが、
まあまあ上手くできました。
ボトル2個をためしに塗装してみます
このように。
大体ねらいどおりの物が出来たでしょうか。
まあ、ただの何の変哲もない日用品ってやつです多分
- 2010/11/29(月) 17:10:58|
- フィギュア
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